15~30分
1000円(未就学児)1500円(小学生)2000円(中学生)
《刺さない、痛くない、小児はり》
乳幼児の成長はとても早く、日に日に変化していますが、
脳や神経の働きがまだ充分でないために、
自律神経の働きや感情表現が上手くできず、
それによってさまざまな症状が起こります。
《小児はりとは》
小児はりは専用の刺さない鍼を使い、
皮膚を優しくなでたりさすったり軽い刺激をすることで、
自律神経のバランスを調整して、症状の改善を図ります。
また子どもが心地よいと感じる優しい刺激は、
情緒を安定させます。
とくに副作用もなく、鍼を刺さないため
痛みもない、安心安全で、
子供の健やかな成長を応援する治療方法です。
子どもは刺激に敏感なため治療時間は5~10分ほどです。
《このような症状に》
夜泣き、夜驚症、疳の虫、寝ぐずり、かんしゃく、
チック症状、夜尿症、乳吐き、食欲不振、
便秘、下痢、鼻炎、ぜんそく、
アトピー性皮膚炎、アレルギー症状、
登園・登校渋り、小学生~中学生の起立性調節障害など
小児はりと聞くと、子供に鍼を刺すの?と不安に思われるかもしれません。 でも小児はりは、いわゆる「針」ではありません。小さなローラーや突起のついた道具で、皮膚をやさしくさすったり気持ちのいい刺激をする治療法です。
実際に、子供たちにとってはとても気持ちのいいもので、慣れている子には、もっとやってほしいとねだられることも。
小児はりは、日本で約250年前に発祥し、主に関西で発展しました。しかし残念ながら、現在では「まずは病院へ」の風潮になったことなどから、小児はりの存在さえ知らない人がほとんどです。
小児はりの適応
小児はりは、軽度の皮膚接触刺激を与え、自律神経のバランスを整えることで、さまざまな症状を改善に導きます。 乳児期の症状の多くは、脳の発達が体の発達スピードより早いことによるアンバランスから来るものが多く、また、幼児期はそれに加え、環境の変化による精神不安定からも様々な症状を引き起こします。 このようなことから、小児はりをやってあげると、主に以下のことが改善されます。
- 疳の虫(夜泣き、キーキー言う、噛みつく、チック症、不安、不眠など)
- 消化器の疾患(便秘、下痢、お腹の痛み)
- おねしょ
- ぜんそく
- アレルギー疾患
小児ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎などの体質改善を必要とする疾患は、治療期間が長期に及ぶこともありますが、一般的な疾患には、1ケ月前後で改善するのがほとんどです。 健康維持のため、月に1度来られるお子さんもいます。
対象年齢は3カ月から10歳程度と言われていますが、実際には大人にも対象となる方がいます。
是非いちど小児はりを試してみてはいかがでしょうか。